川の魅力

野根川

野根川の上流部は徳島県、下流
部は高知県に属する全長約30㎞
弱の二級河川です。
川の特徴として上流部は渓谷、
中流部は渓流、下流部は扇状地
となっています。
河川の距離が短く源流点から
河口までの高低差があること
から短時間でその風景を見る
ことができるのも野根川の
魅力と言われています。

牛ヶ石馬ヶ石

その昔、土佐と阿波の国境を決めるとき、土佐の殿様が馬、阿波の殿様が牛に乗り両者が激突した場所を国境にしたと言われています。そのときの牛と馬が突き合ったまま岩になり、そこが土佐と阿波の国境である…という伝説の岩を「牛ケ石馬ケ石」と呼んでいます。

野根川源流部

渓流を数分歩くと小さな沢が行く手を遮り段々と険しくなってきます。所々小さな滝渕がありその水の青さは神秘的。リバーガイドの案内が必要ですのでお問い合わせください。

野根川の釣り

鮎の友釣り

毎年6月1日から10月15日まで野根川水系県境から下流の押野橋(おしのばし)までが漁場、漁期となっています。
野根川の鮎は良質の川苔を食べており、その身からは清流野根川の香りが匂い立ちます。
その味は絶品で、高知県友釣り連盟が毎年開催する『清流めぐり利き鮎会』で最高賞を受賞したこともあります。

餌釣り

毎年6月1日から8月31日まで大斗沈下橋から下流の河口までが漁場、漁期となっています。
また9月1日から10月15日までは県境から河口まで高知県側全ての場所で餌釣りが楽しめます。
野根川で30年以上餌釣りを楽しんでおられる釣り師は「毎年、鮎の釣り締めは野根川の餌釣りと決めている」
「ここは僕の最後の聖地だ」とお話しされていたのがとても印象的でした。

野根川の暮らしに触れてみる

野根川の暮らしは「水と暮らす」その言葉通りです。田畑のうるおい、流域住民の生活水、そして何より水が作る自然の恵みは何物にも代えられない宝です。
この良質な水を活用し、ここで暮らす人々が作り出した産物は他では味わえない唯一無二のものであります。
大自然とこの地で生きる人々の暮らしぶりを体験して頂きその伝統文化を伝えるのも野根家の使命と考えています。